-形は機能を伴う-
グラスの形によってワインが舌のどの部分に触れるかが変わります。
この最初の印象がワインの味を決定します。
リーデルグラスは、それぞれのワインの持つ特徴を最高引き出すように
デザインされており、ワインの流れ(広い・狭い・手前・奥)は、
グラスの形と線によって決まります。
従って、グラスの形によって、ワインの性格を引き出すことが出来るのです。
-ワインの性格とは-
ある時、クラウス・リーデルが同じワインを異なるグラスで飲んでみると、
まったく違った味わいになってしまうことに気が付きました。
基本的なワインの性格とは、ブドウ品種の個性である
果実味・酸味・タンニン・アルコールの力関係により決定されます。
クラウスはこの発見からこの4つの要素をバランスよくコントロールする
グラス形状を作り出すことに成功しました。
-様々なグラス形状-
リーデルのグラスシリーズは、単に赤ワイン・白ワインという
区別だけではなく、ワインの作られるブドウ品種の違いに応じて、
種々のグラスで構成されています。
例えば、赤のブルゴーニュ・ワインのためのグラスは、
その豊かなブーケ(香り)を一層高めるために非常に大きな形を、
又、若い白ワインのための卵型のグラスは、酸味を多くもった
ワインが、舌の先に当たるようにして、舌の奥に比べて
酸味を強く感じないような形をしています。
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