不純物の少ない白泥に顔料のを調合した 今までに無い色合いの土瓶です。 アルミニウムの持ち手は形状を考え、脱着できお手入れしやすくしました。 土そのものの色合いが出ているので、上釉薬をかける必要が無く、 お茶本来のまろやかな味が楽しめます。 又、新形状の釜形は横に広ろく、茶葉の広がりを妨げません。 お茶を注いだ時のキレも良いのは、伝統工芸常滑焼の歴史と経験によるものです。 お茶好きな人にも納得の土瓶です。 常滑焼 土瓶 U茶こし付 容量:250cc 急須と言えば常滑焼! 常滑の歴史は古く、平安時代後期(1100年頃)まで遡ることができ、 愛知県常滑市を中心に古くから作られている日本六古窯の一つの焼き物です。 ※「日本六古窯」 = 「常滑・瀬戸・信楽・越前・丹波・備前」 常滑焼と言えばあの朱色の急須を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか? これは原料に含まれる鉄分、または陶土に混ぜこまれている酸化鉄が 赤く発色しているためです。 常滑焼の焼き物は、伝統的な朱色のままの製品が多いのですが、 最近では、釉をかけることにより、本製品の様に朱色以外の色を楽しむことができます。 長い歴史の中、様々な製品を作り続けてきた常滑焼は、 土の改良に改良を重ねることによって、ついに急須に適した朱泥土が完成しました。 この土は耐水性に長けており、水を吸わないのが特徴です。 まさに急須にピッタリな土といえると思います。 その為、常滑焼の急須で入れたお茶は、ともてまろやかでおいしいといわれています。 これには、科学的根拠があり、朱色のもとである酸化鉄とお茶のタンニンが反応を起こし、 お茶の渋みや苦みがちょうどいい塩梅でとれ、まろやかな味わいになるといわれています。 実は、伝統的な釉をかけずに作られた朱色の急須のほうが、 お茶に含まれる余分な成分を吸着するので、よりまろやかになるといわれています。 古来から日本人は、科学的根拠がなくとも味わいながら見極めてきたんですね^^ 急須は手入れして使い込むことにより、お茶の味もよりよくなるといわれています。 贈り物としても、普段使いとしてもオススメな逸品です。 【 美味しいお茶淹れ方 】 お湯は必ず沸騰させてから使う。 お茶の種類に応じた茶葉の量と適温のお湯を使う。 茶葉が蒸れないように、急須の中の蒸気を外に出す。(フタをずらす) 茶葉が開き始めた時に注ぎ始める。 急須から湯呑に注ぐ際には、人数分・少量ずつ・お茶の濃さを揃えるように均等に注ぎ分ける。 急須にいれたお湯は最後の一滴まで注ぎきる。 |